ABARTH124のノーマルサスペンションは少しアンダーステア傾向で、トラクションを掛けながらのコーナリングでは特にその傾向が強く出ます。

FR車にありがちなトラクションを掛けた際の荷重が、フロントではなくリアよりになるため、フロントへ適切な荷重が掛かりにくくなると生じる挙動ではあるのですが、GRU パフォーマンスダンパーシステムでは、開発段階からこの前後バランスの最適化と、街乗り（一般道～高速道路＆ワインディング）に適した乗り心地を目指してきました。
開発開始から、何パターンもの試作と様々な道路状況での実装テストを繰り返し、本当に満足のいく「街乗りのための車高調」を完成させることができました。

一言で「街乗り」と言っても、そのシチュエーションは様々で、ストップ＆ゴーの多い街中や、高速道路での長距離走行、上り坂や下り坂、バンピーな生活道路や路面の滑らかな国道、ついついアグレッシブに走りたくなるワインディング等・・・・。

実は、この「街乗り」という多岐に渡るシチュエーションに合わせたセッティングを創り出すのは、非常に困難で、サーキットやレースで使う車高調とは大きく異なり、どちらかというと、より高いハードルを越えて実現させた自信作です。
※レースでご使用になりたい方は、仕様変更にて最適なセッティングをご提供させて頂きます。

ABARTHが持つエンジンの性能をフルに受け止めるパフォーマンスダンパーシステムで、刺激的ながらもワンランク上の乗り心地を、是非ご体感ください。

■お客様の体感レポートはこちら！
　→http://www.asso.co.jp/news/2017/06/seven-performance-1.html

■スペック
・減衰調整20段
・フロント：全長調整式 減衰20段調整 純正アッパーマウント対応
・リア：全長調整式 減衰20段調整 純正アッパーマウント対応

■推奨クリック値
・前後10～12